肩こりには「急性」「慢性」の2種類があります。
急性の肩こり
急性の肩こりで代表的なものは、起床時になる「寝ちがえ」です。
これは、首筋や肩に激痛が走り、首を動かすことができなくなる症状です。
睡眠中は起きているときに比べ、筋肉の緊張をほぐすようなカラダの動きが少ないうえ、背骨のS字カーブがすぐに崩れてしまいやすい状況でう。
この間に、首や肩などに不自然な負担がかかり続けると、筋肉が炎症を起こしてしまい、痛みを誘発します。
余談ですが「寝ちがえ」は、枕の高さや敷布団の硬さがカラダにあっていないと起こりやすいので気をつけましょう。
慢性の肩こり
ストレスや姿勢の悪さなど、長年の生活習慣によって筋肉に疲労が蓄積することで起こる疲労性の痛みです。
この場合、痛みがあっても骨や筋肉自体に異常はないので、外科的治療は必要ありません。痛みがひどくなる前に、生活習慣を改善することが大切です。
対処法
急性の肩こりは炎症を起こしているので、患部を動かさないように「安静にする」対処が一番です。
整形外科での治療も、首を固定するためにソフトカラーを装着させます。
また、患部は冷やすのが効果的ですので、冷湿布を患部に貼るのもオススメです。
慢性の場合、カラダをよく動かすことで血行を促進し、筋肉に溜まってしまった疲労物質を排出させましょう。これは即効性のある処置ではありませんが、肩こりの対策には大切です。
患部は温めるのが効果的です。温湿布を貼ったり、入浴法を工夫して、血行を促進しましょう。
ハイパーナイフ
ハイパーナイフは高周波による温めとマッサージによって、筋肉疲労を解消していきます。
慢性の肩こりには効果抜群です。