急増する顎関節症
顎関節症とは、アゴの関節の周りで何らかの要因で痛みや機能低下(口が開かないなど)が起きることを言います。
顎関節症は大人の病気だと言われていましたが、最近では小学校高学年から中学生にかけて発症していることが多く見受けられます。これは、あまり噛みごたえのあるものを食べなくなったため、アゴの骨や筋肉の発達が悪いことが考えられます。
肩こりと顎関節症
肩こりは様々な原因で起こります。そして、その一因として「顎関節症」が挙げられます。
顎関節症の方は、アゴの筋肉が緊張して固まっている方が多く、その緊張が肩に広がることで肩こりが起こります。 アゴの筋肉は、首、または肩の筋肉に繋がっている筋肉もあります。
そのため首や肩のこりは顎関節症が原因になっていることがあります。
顎関節症の原因
顎関節症はTCH(Tooth Contacting Habit:歯を接触させるクセ)という癖から引き起こされます。
葉を接触させる癖とは「歯ぎしり」などをイメージしますが、じつは日中も何かに集中したり、緊張した状況になると、上下の歯を強く接触させてしまいます。
逆にリラックスした時は上下の歯が当たることはなく「1~3ミリの隙間」を作っています。
顎関節症の対策
顎関節症の主たる原因「TCH」は無意識的に起こってしまっている癖なので、その状態を意識下に呼び戻した上で、意図的に解消するしかありません。
まずは、ご自身のTCHの起こりやすい環境を列挙し「この作業の時は気を付けよう!」と事前に意識を向けましょう。
顎関節症チェック
口を開けるとき、ポキッという音がする
口を開けるとき、左右どちらかが開きにくい
口を開けるとき、アゴが痛む
口が開かないときがある
咀嚼する際、アゴが痛む
以上項目に1つでも当てはまる方は顎関節症の可能性があります。
ハイパーナイフ フェイシャル
肩こりにも効果のあるハイパーナイフですが、最近では歯科医院への導入も増えています。
高周波による温めとフェイシャルマッサージによってアゴの筋肉をほぐし、顎関節症を緩和していきます。
リフトアップや小顔効果もあるので、美しいフェイシャルラインも目指せます。